HUCK FINN LIVE REPORT

「COCOBAT [TUKIOOKAMI TOUR]」 99年1月15日(FRY)

[COCOBAT LIVE]


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[COCOBAT LOGO]
♪Sound
 Title:TSUKIOOKAMI
 lyrics&music:COCOBAT
  ●リアルオーディオ版MONO/118KB/1min03sec
  ●SoundVQ版STEREO/302KB/1min03sec

[COCOBAT LIVE]

'99 1月15日 成人の日にここHUCK FINNでCOCOBATの[TUKIOOKAMI]発売記念ライヴが行われた。この[TUKIOOKAMI]には、シューティング・レスラー佐藤ルミナのイメージソングも含まれる、最新作である。このライヴにはサポートとして、東京のSTOMPEDEも参加した。STOMPEDEは名古屋に何回か訪れているので、客の反応もなかなか。スローなテンポで始まり、途中の展開で早くなる曲も心地良く、客の心を掴んでいる様にみられる。特に若い客に反応が良かったようです。来る度に一回りづつ大きくなるバンドで、これからも期待されるバンドとして十二分にもサポートとしての役割を果たしSTOMPEDEのライヴが終わりこれからCOCOBATのライヴが始まろうとしている。

[STOMPEDE]

私が初めてCOCOBATのライヴを見たのは5年以上も前の話になるが、友達のライヴを見に行った某ライヴハウスで、トップで演奏していた。20人程のお客さんしかいなかった。(後で聞いた話によると、東京では既に名前も知れ渡っていたそうで、これから全国に、というところだったらしい。)あれから、COCOBATは何回かのメンバーチェンジがあったがこんなにビックなバンドになるとは…。そんな事を思いながらバンドの転換も終わりオープニングSEが始まった。

[COCOBAT LIVE] お客が前の方に詰めだした。店中が期待と興奮に包まれる。とその時、ベースを弾く音が響き、いきなり曲が始まった。「BOBO」。激しく客席が揺れだした。反応はいきなり最高潮である。それを横目にCOCOBATはステージでクールに独自のグルーブ感で演奏を続ける。ダイヴ、ダイヴの嵐。最初からそんなに飛ばして大丈夫なの?。曲の切れ間のお客からの「名古屋いいだろ。」の声にベースTAKE-SHITは親指を立てた。歓喜の声があがる。次からの曲も盛り上がる。メンバーはあいも変わらず、次々に飛ばす。クールに。それも人気があるところだろう。特に男の子のお客が多いのはこのクールさと、息つく間も無いほどのハードさなのかも知れないな。

[COCOBAT LIVE]

中盤、名曲「GREAT MEN」等の名曲を連発。客の勢いは止まらない。そして、メンバーが大好きなバンドと言うことで昔のパンク・バンド(復活ライヴが行われるらしい。)のGASTANKのカバー「DEVIL」、「GERONIMO」あたりでは、酸欠状態。やはり、今回のアルバムにも含まれているので若いGASTANKを知らないお客も最高の盛り上がりをみせた。

 カバーの後はオリジナルに戻り「UGLY」、「GRASSHOPPER」で本当のラスト・スパートを迎える。本当に何処にそんな体力がバンドにもお客にも残っているのか、不思議。揉みくちゃでライヴ本編は終了をむかえる。

 これで、終われるはずもなく、アンコールは容赦なく、かかる。メンバーはわりと、早く登場。客も再度盛り上がる。すぐさま、「GRAB SHIT」、カバー曲で最後の最後まで盛り上がる。これはバンド対お客の体力勝負、まさにそんな感じだ。どちらが勝ったか、勝つかはライヴに来て確かめるしかないでしょう。


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